越前おおの結ステーションは、観光やまちなか遠足など市内外からの来訪者が立ち寄る場所、集う場所とし、まちなか観光や商店街での買い物を始め、四季を通じたイベントや祭、郊外での観光・レジャー、エコ・グリーンツーリズムなど「越前おおの」の魅力を体感する出発駅となる場所です。
結ステーションの中央に位置しているシンボルモニュメント時鐘(ときがね)は、大野市を訪れる来訪者のランドマークとなります。高さ約10mの木造建築で、金森長近公が晩年治めた、岐阜県美濃市にある長良川の上有知湊(こうずちみなと)の川湊灯台(かわみなととうだい)をモデルに建造されており、壁面には電波時計が4面に取り付けられており、その上にかつて消防用に使われていた実物の半鐘(はんしょう)が吊り下げられています。
時鐘の隣には、木造平屋建ての「越前おおの結楽座(ゆいらくざ)」があります。結楽座内には、越前おおのの逸品を広く取り扱う常設の物品販売所や昼市(ひるいち)や夕市(ゆういち)などが開催できる物品販売スペース(誰でも利用できる物品販売ワゴンの貸し出し)があります。約40mの通路部分には、幕末の大野の歴史や観光資源等を紹介する展示コーナー、真ん中には公衆トイレがあります。
越前おおの結楽座の東隣には、藩主隠居所があります。旧大野藩の建物であったと伝えられる建物ですが、以前は柳廼社(やなぎのやしろ)の社務所であったものを解体・移築したもので、無料休憩所としてご利用いただけます。
建物の西側には、多目的広場兼駐車場があります。南側の駐車場は、大型バス21台、普通乗用車16台、北側の駐車場には普通乗用車57台を収容することができます。
道路をはさんで南側には、輝(キラリ)センターと大野商工会議所会館があります。結ステーションの中核となる施設として建設された輝センターは、鉄骨造平野建てで、越前大野城を望める絶好の無料休憩所として、また、まちなかナビゲーターが常駐するまちなか観光案内所としてご利用いただけます。
その南隣には、越前おおのまちなか交流センターがあります。旧有終西小学校の体育館や玄関、給食室部分を改修し、多目的ホールや会議室として生まれ変わりました。
まちなか観光拠点施設・平成大野屋は、洋館、平蔵(ひらぐら)、二階蔵(にかいぐら)からなる施設です。まちなか観光案内所として、また、ギャラリーやクラフト体験のできる観光スポットです。郷土料理が味わえるレストランも備えています。 |